北欧風にリノベーションするための7つの工夫
投稿日:2025.06.09
住宅を北欧風にリノベーションするための7つの工夫
こんにちは。今回は、住宅を「北欧風」にリノベーションしたいと考えている方に向けて、ポイントをわかりやすくまとめました。
北欧風のインテリアは、シンプルでありながら温かく、長く愛されるデザインが特徴です。そんな心地よい空間を、リノベーションで実現するためには、いくつかの工夫が必要です。
1. 自然素材で「温もりのある空間」を演出
北欧スタイルの基本は、自然と共にある暮らし。
無垢の木材や漆喰など、自然素材を多用することで、素朴で心地よい雰囲気になります。
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床:オークやパインなどの無垢フローリングがおすすめ
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壁:白やグレーの漆喰や珪藻土、または木の羽目板でアクセントを
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天井:梁を見せると一気に北欧感が高まります
2. ベースは「白」、アクセントで遊ぶ
北欧風のカラーコーディネートは、明るく清潔感のある白をベースに、くすみ系のカラーでアクセントを加えるのが定番。
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ベースカラー:白・オフホワイト・ライトグレー
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アクセントカラー:くすみブルー、マスタード、ダスティピンク など
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全体のトーンを揃えて、落ち着きのある空間に
3. 北欧デザインの照明で空間にやさしさを
照明は、北欧らしさを左右する重要なポイント。
「明るさ」よりも「光の質」を重視して、やさしく空間を包む照明を選びましょう。
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ペンダントライト(例:ルイス・ポールセン風)
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フロアライトやテーブルランプを各所に配置
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間接照明で壁を照らすと、奥行きと柔らかさが演出できます
4. シンプル&機能的な家具選び
北欧の家具は、機能美とミニマルデザインが魅力。
素材は木が基本で、デザインは曲線が美しいものが多くあります。
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木製テーブルやチェア(ナチュラルウッド)
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リネンやウールのファブリックを使ったソファやクッション
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マリメッコやフィンレイソンなどの北欧柄をアクセントに
5. 見せない収納と、見せるディスプレイ
「片づいて見える」空間をつくるには、収納計画も北欧風に。
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壁面収納や造作収納でスッキリと
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一部にオープンシェルフを設け、北欧雑貨や本、観葉植物をディスプレイ
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雑然としない配置が大切
6. グリーンで“自然とのつながり”を表現
北欧では室内でも植物を取り入れ、自然とのつながりを大切にします。
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フィカス・ウンベラータ
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パキラ、モンステラなどの観葉植物
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鉢や鉢カバーもインテリアに合わせて選ぶのが◎
7. 北欧 × 和の「ジャパンディ」スタイルもおすすめ
日本の住宅ならではの和の要素を活かしつつ、北欧風に仕上げるのも人気です。
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玄関の土間を残して、木製家具と調和させる
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畳部屋に北欧デザインの照明やカーテンを取り入れる
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ミニマルな美意識が共通しているので、融合しやすいスタイルです
まとめ
北欧風のリノベーションは、ただの「流行」ではなく、長く暮らしを豊かにしてくれるスタイルです。
自然素材、明るい空間設計、ミニマルなデザイン、そして温かみのある照明や家具。これらを丁寧に取り入れることで、自分だけの心地よい「北欧の暮らし」が実現できます。
リノベーションを検討中の方は、ぜひ今回ご紹介したポイントを参考にしてみてくださいね。